SSブログ

アカデミー賞(2011年・第83回)雑感 [映画]

今年のアカデミー賞は、何故か自分の中での盛り上がりに欠けてする〜っと終了してしまったように思う。かれこれ20年授賞式を追いかけているわけだが、これはいったいどうしたことかしらと考えていた。あんまりにも予想通りの結果だったからかしらとか、ブランジェリーナもジュリア・ロバーツもいないからかしらとか。でもあれこれ思い出しているうちに、やっぱり楽しんでいたことに気付いてきた。お祭りってのは楽しんだもの勝ちなのだから。それにしてもアカデミーは英国がお好きですなあ。というわけで雑感を。

司会の若い二人。オープニングのアレック・ボールドウィンの夢の中(?)も好きだったのだが、なんといってもジェイムズ・フランコの女装(マリリン・モンロー。うっかり「マドンナだ!」と思った自分猛反省。いくら『マテリアル・ガール』好きだっていっても、本家を思い出さなくてどうする)に尽きるでしょう。どうするんだフランコ!大丈夫なのかフランコ!呼んでもらえなくなるぞ〜。まあ、今までの彼のキャリアを考えると、当然予想すべきではありましたがね。その時アン・ハザウェイは素で笑っていたと思う。ヒュー・ジャックマンをおちょくる歌を熱唱した後でした。

助演女優賞のプレゼンター、カーク・ダグラス。すごくおかしい!ウィットききすぎるくらいのスピーチです。しかも受賞したメリッサ・レオがいきなりFワード発言ですから!姐さんも歴史に名を刻みましたね。

『インセプション』があんなに受賞するなら(4部門)、やっぱり監督賞に入っていてほしかった。惜しい。斬新な映画だったのだと思います(実は未見。ああもう、絶対に観ようと思っていたのに観てない映画が沢山あるよ!)。

プレゼンターは楽しそうですね。ヘレン・ミレンの格調高いフランス語スピーチをテキトー英訳するラッセル・ブランド(「ヘレンは、あたしの女王の方がコリン・ファースの王よりもよかったYo!と言ってます」とかね。言ってません)。ロバート・ダウニー・Jr.とジュード・ロウなんか、ロバートさん逮捕事件の自虐ネタでした。メイクアップ賞のプレゼンター、ケイト・ブランシェットは、候補作紹介ビデオを見て「…キモっ」。あ、ビリー・クリスタルの登場が嬉しかった。「変わらないですね。時間がないのでここで作品賞いきますよ」

レッド・カーペットで妙に目立っていた、伸びすぎたパンチパーマみたいな髪の男の人が気になっていた。そうしたら、短篇実写映画賞で突如候補作の画面に登場!『God of Love』という作品の主演男優らしい。ハートのダーツを彼女に渡したりしている、なんだか面白そうなその作品が見事オスカーを受賞し、予想通りその男性が登壇!開口一番「髪切ってくればよかった」とか言ってます!要チェックな予感!

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。