『デスペラード』 [映画]
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ギャングに恋人を殺され、自らも手に傷を負ったためマリアッチの道を閉ざされた男。彼は復讐を果たすために、ギターケースに銃を詰め込み、ギャングのボスであるブチョを追っている。強烈な銃撃戦、フェロモンがあふれかえるような男と女、いい容貌の男供、子ども…。浪花節っぽい泣かせ所も満載の、笑えるくらいに痛快な問答無用のアクション・ムービー。
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大好きなのである、この映画。何気なくテレビをいじっていたら、ユニバーサル・チャンネルで放送していた。丁度酒場にクエンティン・タランティーノが到着したシーン、当然観る。ビールまずそう、トイレ汚い、バカ話。頭に穴開いちゃった男をずるずるひきずっていき、血痕をあきれるほどおざなりにモップで拭いているのを見た息子(小2)が「ねえ、あれってひきずっちゃいけないんじゃないの?」とやけにまっとうなコメントをするのもおかしい。やがてバンデラスが酒場にやってきて、ホールドアップから一転、ジャキーン!と二挺拳銃で撃ちまくる、男どもも酒瓶もむちゃくちゃ入り乱れるのシーン、路上で美女と出会い、とたんに彼女を守っちゃって怪我するシーン(そういえばトレホさんもいたのだった。むむ〜、やっぱり刀をいじっている)。たまんないっすね。
これほど正月にふさわしい映画もそうないのではないか。もう毎年観る事に決めようかな。ロドリゲス監督に惚れなおす新年となりました。
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