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『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』 [映画]

==時給1120百円!?ありえないだろう…。しかしそんなアルバイトに応じてしまった10人。閉じこめられた館のなかで、不可解な非日常のサバイバルゲームが始まってしまった==

まあ、映画化されれば原作とは別物です。そのまんま映像になんてできない。

冒頭、藤原竜也ってこんなおばかになれるんだ!って表情をみせてくれます。
ほとんどラスト、綾瀬はるかってこんな繊細な感情を出せるんだ!って表情をみせてくれます。それこそが見どころ。

勘弁して欲しいと思ったのは、まずサブタイトル。藤原竜也が出ているものに全て“デス”とつける気じゃないだろうね。あと、エンディングの歌は私の好みと違ったのです。

それにしても、原作読んだ時と全く同じに「あっ、こいつがいるって忘れてたよ」と思ったり、「ミステリ読みって因果なものだよな〜」と思ったり。自分がおかしい。遊戯室の書棚を見て、あれが一週間読み放題なら、喜んで22時以降は部屋の外になんか出ないで過ごすのにとうっかりわくわくしてしまった。それにしても、書棚の上の3段くらいは、装幀からして岩波文庫、ほとんどが外国文学だろうと思ったのだが、岩波にそんなにミステリがあるのか?とちょっと調べてみたら、そうですねすみませんでした、古典だものね、自分があんまり手にしてないからってすぐ疑ってごめんなさい。それにしても、古典ミステリって読んでないか忘れちゃっている(読んでないに等しい。というかもっと悪い!)なあと実感。温故知新の秋にしようかな。そうだ、インディアン人形が減っていくと怖かったかも。

石井さんのうざったさ、笑わない石原さとみ(悲鳴も妙にドスがきいていて、リアルだった)、やたら笑ってる武田真治、専属スタイリスト付きの北大路欣也(エンドクレジットで一番感心したところ。さすが大物)。役者さんを楽しむ映画。みなさん、楽しそうでした。

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