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『幸福喫茶3丁目』5巻・6巻 松月滉 [漫画]

これも目利きの友人から紹介されたシリーズ。実は最初に表紙を見て、友人は仕事疲れからご乱心なさったのかと思った。ちょっとそれまでのイメージとかけ離れていたもので…。でもさすが!これなんだかすごくかわいらしくて好きになってしまうのだ。近所の書店でも常に平積みだし、ドラマCDも出たらしい。

主人公潤(うる)は16歳、高校生、怪力の持ち主。母の再婚を機に家を出て、アルバイトを始める。そのバイト先がカフェ・ボヌール、本作の舞台である。パテシエの進藤、バイトの一郎とともに今日も楽しいバイトライフをおくる潤である。

…そして家族や友人、ライバルたちがどんどん増えてきて、なんだかこの漫画収拾つかなくなりそうな気配がなくはないのだが…。まあ、ありえない少女漫画、とかいっちゃうと楽しめませんでしょう。私はこの先も読みますよ〜。何かとぎすぎすしてしまう日常、こんな喫茶店があってもいいんじゃないか、こんな呑気な街に住んでみたいよ〜、と現実逃避したいんだもん!

幸福喫茶3丁目 5 (5)

幸福喫茶3丁目 5 (5)

  • 作者: 松月 滉
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2006/11/17
  • メディア: コミック


幸福喫茶3丁目 6 (6)

幸福喫茶3丁目 6 (6)

  • 作者: 松月 滉
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2007/01/19
  • メディア: コミック


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『うさぎドロップ』2 宇仁田ゆみ [漫画]

いつ出るんだろ、2巻は、と心待ちにしていた。夫が「2巻絶賛準備中、だってよ」とどこかから情報を仕入れてきたのだが、それ以来ますます気になってしまい大変だったのだ。やっとやっと!!

30歳独身のダイキチは、祖父の葬式でであった6歳女児・りんを引き取ることにしてしまった。なんとりんは祖父の隠し子(つまりダイキチのおば)。女性と子どもが苦手なはずのダイキチ、育児に奮闘中である。りんの母親というのが全くわからず、てがかりを求めて祖父の家に潜入したダイキチが発見したものは…!?

以上が1巻のあらましです(笑)。また絶妙なところで終わっていたので、続きが気になるのだ。ダイキチは、どうにか祖父の思いを知ることができた。そのプロセスが非常に好きなのだが、書きません。もったいないので。りんの母親を探して話したい、というダイキチの願い、りんの入学準備(我が家と重なっており、すごくリアル)、ダイキチの職場の話(これがまたリアルでよい)が平行して語られる。地に足の着いている育児漫画であり、でも設定が普通ではないので切り口も新鮮。子どもがいる日常をきちんと消化して描いているので、説得力がある。それにしても、ますます凄いな〜。もう1作たりとも読みのがせない漫画家さんですよ。恋愛漫画も絶妙だが、育児系も素晴らしい。ちなみに我が家の6歳児は『よにんぐらし』にはまっています。

うさぎドロップ 2 (2)

うさぎドロップ 2 (2)

  • 作者: 宇仁田 ゆみ
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2007/02/08
  • メディア: コミック


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『のだめカンタービレ』 17 二ノ宮知子 [漫画]

わーい、待っていンしたよう!今回、新刊はさぞかし売れるであろう。よいことだ。

待ちきれなくてコンビニで連載を立ち読みした回がとてもよくて、早く手元に欲しいものだと楽しみにしていた。無事収録されていて嬉しい。17巻の一番最後の話(Lesson 100)である。コンマスのトマ・シモンさんがこの頃お気に入りなのだが、彼が怒るところがよい。いい人なんです、ほんとはね。ふふふ。

裏表紙の絵が、かなり好き。Lesson 100の絵ですね。あと、Lesson 95の扉も好きだ。

今回のだめと千秋はなかなか一緒ではない。のだめは自分ペースで充電している(笑)ようなのだが、千秋はいろいろ持て余し気味、かな。そして相変わらずのだめの方が千秋をよくわかっている。千秋雅之のコンサトへ行きました、といって述べる感想で、彼女の底知れなさがはっきりとわかる。あの入場方法からは考えられない(笑)。まあ、千秋の次はのだめの試練が待っているはず、16巻で再登場した孫Ruiがどうからむのか楽しみ。オクレール先生の言う正念場をどう越えていくのか。千秋雅之氏も、まさかこのまま退場はしないと思うので、ますますぼそっと決めて欲しいです。真っ白になった千秋を見ていてのあの一言、絶妙!

早速ニールセンを聴いています。わかりやすい私。

のだめカンタービレ #17 (17)

のだめカンタービレ #17 (17)

  • 作者: 二ノ宮 知子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/02/13
  • メディア: コミック


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『フィラメント』 漆原友紀 [漫画]

つい買ってしまいましたよ。新刊ではないです。出版は2004年、だけど中心になるのは、絶版になってしまった作者の本から抜粋・再編集した作品で、92〜97年頃に描かれたものとのこと。今とは大分違う感じですと作者は書いていらっしゃるが、(当然だけど)スピリッツは同じなので読んでいて嬉しい。いつの間にか大ヒットとなっている『蟲師』シリーズの原型となっている作品もある(ギンコは出ていません)。しかし、こんな作品を描き続け、掲載し続けることができたということが、なんだか驚きである。 

私がガツンとやられたのは、冒頭の一品『岬でバスを降りたひと』。わりと最近読んだ何かをほうふつとさせるなあと思って考えたら、三浦しをんさんの『まほろ駅前多田便利軒』だった(バスを降りて行き場がなさそうで、という雰囲気が似ていると思った)。この世と、そうじゃないところとの境目をすくい取るのが本当に上手い。こわい、のだけれど近しいのだ。そういう感じは『きつねのはなし』とも似ている。

やっぱり『蟲師』買っちゃおうかな〜…とか考えてしまう。だって、こんなに肌に馴染むのだもの。

フィラメント―漆原友紀作品集

フィラメント―漆原友紀作品集

  • 作者: 漆原 友紀
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/09/22
  • メディア: コミック


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『シュガシュガルーン 』 7 安野モヨコ [漫画]

別の本を探しに行った書店で発見!わああ、出てたんだ〜!!

6巻が「なんかますます大変なことに!そして続きが気になる〜」という終わり方だったのだが、この7巻ももっとどんどん大変なことに!!いろいろ秘密が明かされて、そして続きが、続きが早く読みたいよ!!

アニメは絶妙におこちゃまにも受け入れられるよい作りなのだが、このコミックはほんとに大人も子どもも面白く読める。“ラブがあたしたちをうごかすの”っていいよね〜、やっぱり恋愛しないと!!人生恋愛してなんぼだと、本気で思っております。

もともとデュークは好きだったのだが(あみぐるみをつくってみようかと真剣に思った)、今回、いやはやますますよいでしたよ。ショコラのママであるシナモン、知れば知るほど素敵です。勝ち気な美女というのはよい。しかも芯が通ってる!文句なしです。最近魔界であれこれ大変なので、クラスメートたちの影が薄いのだが、みんないいキャラなんだよね。私の知る限り、大人の男性陣もかなり楽しんで読んでいるので、まよいなくお勧めできます。うっかり夢中になることうけあい。目下絶好調の安野モヨコマジックに酔いしれよう。

シュガシュガルーン 7 (7)

シュガシュガルーン 7 (7)

  • 作者: 安野 モヨコ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/12/28
  • メディア: コミック


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『BLACK LAGOON』006 広江礼威 [漫画]

おおおっ!表紙がロベルタ!?再登場かっ!!

…なんだか中学生レベルですが、そんなわけで大喜びの6巻。家に来たのは結構前だったのに、ようやくゆっくり読んだ。

偽札編(勝手に命名)は、アニメで放送済み。日本編の前に入れるべく、相当タイトなスケジュールでアニメを仕上げたらしい。今回6巻を読んで、録画したまま残っていたアニメの偽札編を見直して、この話思ったより好きだわと気づいた。お気に入りのシェンホアが再登場して、新しい顔も沢山出てきて(掃除屋ソーヤーと、ロットン・“ザ・ウィザード”がいい。またそのうち出てくるのでしょう、楽しみ。あと、教会の新顔リコとかさ)、エダの話があって。盛りだくさんだ。

メイド再び編(…締まらない)、ロベルタがあの目つきになることはもはやないのかと思っていたが。メイド服に銃は、よく似合う。

いつも楽しみな巻末おまけ漫画。今回、大好きなバラライカ姐さん(といっても私より年下の設定らしい)は、ここと巻頭の登場人物紹介にしか出てこないのだが。…こんな使われ方ですよ。うぷぷ。

早く続き出ないかな〜(ますます中学生レベル)。それにしても、私はもともとこういう話は苦手なはずだったのだが、今やすっかり熱中。人間どこでどう変わるかわからないものです。漫画としても、私がこれまで読んできたものとはちょっと違っていて、コマを読み流すとよくわからなくなってしまう。偏った少女漫画しか読んでこなかったので、アクションシーンに慣れていないのかもしれない。視点がぐぐっと変わったりすると、未だにこんがらがったりしている。
まだまだ知らないことが沢山あるんだなあ。

ブラック・ラグーン 6 (6)

ブラック・ラグーン 6 (6)

  • 作者: 広江 礼威
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2006/11/17
  • メディア: コミック


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